Diary


05年03月10日 インテリジェンス!

 化学者って、かっけーなぁ。

 すげぇ、本当にすげぇ。










 つい先日から、ノブの尻を叩いてました。

 なかなか学会の準備に身が入らないようだったので。

 サクッと我等が先生の先生…

 師匠の師匠…

 大先生に連絡を取らせました。

 それはまぁ、先日のことでして。



 今日が、その学会の発表について議論してもらう日だったわけです。

 昨晩はそんなわけで4コマ書かずに寝たのです。

 『まぁ一旦○号館に集合してから御茶ノ水に1時に迎えに行くってなら

 8時に起きて4コマ書いてから出ればいいし。』

 …程度に。



 …なわけで、朝っぱらからケーブルテレビの見方がわからないと起こされて不機嫌。

 あー、やめてくれー、俺を寝かしてくれー。

 ところで今何時?



 10時25分



 はぅあ!!!Σ(゚Д゚;

 え、えーと、徒歩等の時間も含めて○号館まで約2時間…

 茶水って言うと○号館から徒歩10分くらいだったよな確か。

 やべぇ、絶対間にあわねぇ…(´Д`;

 地元からの電車の時間を加味すると、ヤバイです。

 せめて11時台の電車に乗らないと…



 慌てふためき家を出る。

 時間にちょいと余裕ができたのを見てカレーパンとチャンピオン購入。

 そして11時7分発の電車に搭乗。

 ふぃ〜… なんとか間に合ったな。



 …が、しかし、これでは上野で漫画を買うことができない。

 さらにトイレに行く余裕もない。

 さらに悪いことに、特急通過待ちで5分ばかり電車が止まった。

 ………。

 よし、ならば御茶ノ水に直接乗り込もう!!!

 ノブにメールして御茶ノ水に進路決定。

 寝坊して後輩を待たせて上野の本屋寄るほど俺はアホではない。



 御茶ノ水に直行。

 案の定、かなり時間に余裕ができた。

 それもそのはず、神田から○号館、○号館から茶水までの徒歩の時間を

 まるまるとっぱらうことができるのだから。

 まだ集合まで30分近くあるので、トイレに行く。

 トイレに行ったアトは本屋に行く。

 今日は『エレジェレ』、『エレジェレ蒼』、『アクメツ』、『悪魔狩り』、『ゲーマーズへブン!』、

 『蒼天の拳』を買う。

 これはイジメだ、先月に買う本がほとんどなかった復讐だ。

 多すぎる。 3日間で6冊とは。



 …で、待ち合わせ時間の10分ほど前に先輩&ノブと合流。

 ここにピカリン・ノッチ・マッツの誰かがいれば、4代マスターが揃ったんだけど。

 1時10分頃、大先生到着。

 改札を抜けていらしたところ、明らかに俺の顔を見ている。

 ああ、覚えてくださっているのですね、こんなに嬉しいことは無い。



 



 修士論文発表会に招き忘れたことをガッツリ頭下げて謝る。

 本当に、申し訳ない…(´Д`;本当だよ

 道すがら、亡くなるには若すぎたねとか、色々と先生の話や研究室の話をした。

 その中で俺が就職困ったら面倒見てあげるよと言う話とかもあったり。



 1時半すぎ、遂にノブの発表を見てもらう。

 ちなみに、F先生も見てくださることに。

 F先生は大先生と繋がりのある人なワケだ。

 S先生のことをすら『Sくん』と仰られるF先生が、頭のあがらない人というレベル。

 ああッ、H先生の意見を聞けるのはすごく久しぶりだ。



 発表開始。

 ………。

 あれ? あれあれぇ?

 ノブツァン?

 昨日もっと削れって言わなかったっけ?

 昨日の時点でノブの発表は9分。 学会の制限時間は7分。

 溢れすぎ。(´Д`;

 練習に練習を繰り返せば8分くらいになるだろうが、

 それでも1分削らねばならない計算だ。



 発表終了後、さっそくツッコミが入る。

 俺と先輩も口を挟む気満満満でいたのだけれども、

 足元にもおよびやしねぇ。(T□T)

 大先生とF先生の意見に耳を傾けるばかりで、まったく口を挟めない。

 むしろ先輩と二人で『なるほどー』とか『スゲー』とか『そうなんだー』と口ずさむばかり。

 すげぇ… 退官なさったとはいえ、やっぱりスゴイ人だ、大先生。

 よかったねー、これで今後の指標が立ったじゃないか、ノブ。

 F先生まで勉強させてもらいますとか言い出すし。



 もう、ハァハァでした。

 数時間に渡る議論を期待してたのに1時間ほどで

 サクッとキメられてしまった。

 その後は先輩&ノブとお茶して解散。





 …しかし、アレだなぁ。

 ノブが、俺を大学に引きとめようと、色々コナかけてくるのは…

 ありがたくてありがたくて。

 先輩冥利に尽きるよな、うん。

 俺も先輩が他の研究室行くとなったとき、

 『あれ?研究室ってあの人がいるものじゃなかったっけ?』って寂しく思った。

 そりゃなぁ、できるものならあと1年間研究生として一緒に勉強したいと思うけどさ。

 でも、もう決めたことだからな、お金があったら遊びに行くさ。

 週に一回鍋に呼ぶとか、ムチャなこと言わないで。

 むしろ、お前が先輩や後輩達をひきつれて、休日ウチに遊びに来い。